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執筆者の写真音の色鉛筆

「共感」できるレッスンに〜生徒さんが求めているもの〜

更新日:2021年10月19日

昨日はシニアの方のレッスンでした。

全く初めてのピアノに75歳で挑戦

「ド」の音から教えて1年です


「基礎から」

とのご希望でしたので

1年、童謡などをもとに

基礎をしてきました。


歌いながらできたのも

性分にあっていたようです


1年たって

まずは「知床旅情」を練習して


次の曲は

「川の流れのように」


生徒さんが弾きやすいように

楽譜を作り直してお渡ししました



メロディを左右の手で受け渡して

ひく形式にしたため


ちょっとだけ今までより難しいです


30分のレッスンの中で

「えー、難しい・・」と言いながらも

「でも楽しい。すごく楽しい」



と何回も言われていたのが

すごく心に残りました


「楽しいですね」

にこにこしながら

ピアノに向かって

いるのをみて、私もにこにこ


とてもほっとする楽しい時間でした


教える側としては、本当は

もう一歩踏み込んだところまで

との思いも勿論あります、が

生徒さんが求めているものは


私が教えようとしている

「正確に弾く」「きちんと長さをまもる」

「曲想をつけて」.


とかではなく


「好きな曲が弾けた!」

ただ、そこなんですよね〜


できなかったことが少しできた!

嬉しくて、楽しくてー


そしてその

「できた」、のその瞬間を

共感できるのがまた楽しい


みたいな…


いろんなレッスンの

形があるなーと


「共感」できて

「もっと」を引き出せるような

教え方ができるといいなあと

レッスンが終わってから思いました






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